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「痩せとこ!」と思ったアナタの「痩せ処(やせどころ)」~やせとこ~ 

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痩せすぎに警告〜”健康面でマイナスな”症状が出ているなら、痩せるより健康優先です

      2025/04/27

先日、日本肥満学会が「女性の低体重/低栄養症候群(Female Underweight/Undernutrition Syndrome)(FUS)ステートメント(2025年4月17日公開)」を公開しました。

要は痩せすぎによる健康被害についてです。“肥満”の危険性を主に発信する学会が、肥満とは真逆の痩せに関することについて発信しました。

詳しい内容はコチラ→日本肥満学会HP(リンクがひらきます)

痩せ過ぎもアカンのです

特に20代の痩せ過ぎについて書かれていました。20代、特に前半は身体の大人としての成長のラストスパート、後半は来るエイジングに備えるための身体作りの時期、と言っても良いかもしれません。ただ、20代の話だけではないのがこの問題です。症状として出るのが早いか遅いかだけの話です。

痩せることは個人の自由ですが、健康的に痩せている=美しさだ、ということを忘れてはなりません。痩せる為に栄養不足になる、筋肉虚弱になるのは綺麗に痩せているとは言えません。細いだけの痩せは、綺麗になれないのです。今は良くても近い将来に健康面で見ると綺麗ではなくなります。

痩せる為に食事を摂らない、もしくは偏った食事になった末、栄養不足による健康被害は意外に深刻です

骨粗鬆症→骨密度低下による骨折

生理不順・不妊→妊娠した後の胎児への影響

代謝異常による低体重から糖尿病の発症

精神・神経症状、全身症状など→抑うつ、認知機能低下、冷え、睡眠障害、低血圧など

この他にもたくさんの症状がありますが、分かりやすいものを抜粋してみました。でも、先述しましたがこれは20代だけの問題ではありません。どの年代にしても痩せる為に栄養不足もしくは極度の飢餓状態にしてはならないということ。確かに食べなければ痩せます。でも、生きるためには体内で脂肪と糖以外にビタミンやミネラル、たんぱく質も使われます。それは、キレイにいるために必要な栄養でもあります。栄養不足にならないようにバランスよく食べて、骨もお肌も内臓も筋肉も全て…身体が健康な状態で自分の理想の身体を目指すべきだと私は考えます。その為には、今日書いているようなコト、知識も少し必要なのです。

痩せていても、健康なら良いと思うのです

実は、私のBMIは18〜18.4あたりをウロウロしています。肥満学会からすれば、低体重の要注意な身体でしょう。ただ、生理不順はありませんし、周期もずっと乱れていません。骨密度は毎年、健診で測定するも年齢相応がそれ以上の数値が出ています。その他、血液検査もほぼ問題ありません。紹介したレポートを読んで思い当たるのは冷え症と低血圧くらいですが、物心ついてからずっと、太っていた時も変わらずなので、何とも言えませんが…。

なぜ、大丈夫なのか。それは、栄養バランスにはかなり気をつけているから。骨密度もそうです。運動や筋トレも適度にしますし、なるべく歩く・動く事を気にして過ごします。そして、やはりインディバによる代謝の向上も1つの大きな要因でしょう。食べ過ぎても太らない!なんてことはありませんが、色々と気にして過ごしています。

ここで皆さんに再確認していただきたいのは、健康に悪い痩せ方をしちゃダメだよ、ということです。今でも未来でもキレイに元気にいる為に、しっかりと身体を守っていきたいですね!

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