やせとこ

「痩せとこ!」と思ったアナタの「痩せ処(やせどころ)」~やせとこ~ 

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ダイエット減量も、計画的に!〜”減らしすぎないように我慢する”ことも実は必要なコトです

   

ダイエット減量をし始めて、スルスルスル〜と体重が落ち出すと「嬉しい!」気持ちが先行して楽しくなり、「もっともっと!!」と頑張りすぎてしまう人がいますが、私はそれは危険だと考えています。

減らすだけがダイエットじゃないことを、もっと念頭に置かなきゃダメです

人間の身体は生き延びるために、急激な変化が起こると防衛本能が働くようになっています。それは、数千年前でしょうか。ヒトが長い間、狩猟をしていた時代。飢えにも耐えて生き延びるために備わったものです。この本能がダイエットにおけるリバウンドや停滞期の原因につながっているのだと私は考えているのですが…。
急激な減量や栄養が偏ってしまう食事に切り替えての減量は、「食べ物がちゃんと食べられなくなったのかも?!」と、身体が(迫り来るであろうと本能的に予想して)飢えに備えて体内の機能を防御モードにチェンジします。防御モードとは、出来るだけ低燃費にすることと、食べ物があれば元の体重に戻すようにいつもより身体に沢山吸収させる&そのための食欲を大いに出す、というもの。なので、その防御モードな状態で食べると体重は減りにくいですし、食欲が強くなるのでもちろん空腹感が強くなります。その状態で食べると、いつもより止まらなくなり易くなります。この本能に負けて食べてしまうと、減量した以上に身体が太るリバウンドになります。そして、防御モードは低燃費ですから、あまり食べていないのに体重が減らないという、いわゆるダイエットの停滞期にもなります。
ここでのポイントは「短期間に沢山の減量をしすぎると、反動は大きくなり、食欲(空腹感)との戦いが苦しくなる」ということです。なので逆に「短期間でも、反動が大きくならないギリギリで計画的に減量すると、苦しさは最小限に抑えることも可能」であるということです。どちらにしてもダイエットで減量するにあたっての食欲・空腹感との戦いはほぼ避けては通れません。ただ、苦しさMAXに耐える気力(根性、の方が分かりやすいでしょうか)が有れば話は別ですが、なかなか難しい話です。苦しさに耐えかねて挫折する人が多いのも事実です。
何にせよ、体重を減らすばかりに一生懸命にならず、その先の「減量の後もその体型維持をするのがダイエットの一番の目的」ということを絶対に忘れないことです。ならば、痩せた身体を維持する生活に徐々に自分を寄せていくことの方が少し遠回りですが、長い目で見ると効率的になます。つまり、急激に痩せるよりも身体に負担をかけずに、少しずつ体重を減らして防御モードが弱い状態までで慣らしていく方が後々、体型維持もしやすいことになるのです。
夏に向けて、痩せなきゃ!と思う人も多くなる時期です。ダイエット減量は大なり小なりしんどいものです!!計画的に頑張りましょう!

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