代謝が下がってくるお年頃なら、体重や体脂肪もゆっくりと焦らずに減らしていこう
普段から運動を習慣にしている人は代謝が落ちにくいものですが、運動をしていない人や普段からあまり動かない人(車生活で普段はほぼ歩かない、など)は年齢とともにどんどん代謝が落ちていきます。それは筋肉の減少と大いに関係があります。筋肉がすぐに鍛えられない、増えないのと同じように体重や体脂肪もすぐに落ちるものではありません。逆に、筋肉がついてきた、増えてきた、となると体重や体脂肪、見た目にも変化が出てきます。すぐに何とかなるものではないので、ボチボチやるしかないのが現実です。
“つく、つかない”の前に”やる、やらない(続かない)”問題
「筋肉」と聞くと「筋トレガッツリしないとダメ」というイメージがあるかもしれませんが、そうでもありません。例えば、姿勢を意識すると腹筋背筋を刺激しますし、家の中でもなるべく動くようにするだけでも生活の中での運動量が微増。それも積み重なればなかなかのものになります。因みに私はアナログ掃除、拭き掃除推奨です。拭き掃除はかなり動きます。例えば1日ごとに窓1枚ずつ、フロアの一部などを拭いていき、細かく分けて1週間で回すとか、工夫次第ですね。動くとなると、昔からよく耳にするのは駅などでなるべく階段を使うようにする、ですね。最近はスーパーに買い物に行った時に駐車場で少し遠い所に車を止めてみる、というのも時間に余裕のある時はやってます。
いつもの生活の中で動こうと思えば工夫次第で取り入れられないことはないのですが、それをやるかどうか、という問題が出てきます。何もやらないなら、食べただけどんどん肉が付いていきます。食事と動くこと、この2つがうまく噛み合って体重は減っていくモノ。逆にうまく噛み合わなければ増えていくということです。
やることと続けること。簡単なようで難しいことですが、数字や見た目が動き出したら楽しくなってきます。年齢を重ねると動き出すまでが時間がかかるので、のんびり、ぼちぼち、じっくり、ドッシリと構えて半年〜1年くらいすると変わってきますよ。兎にも角にも続けることが一番です。