関西人ならではの「粉もん+ご飯の重ね食べ=太る」は事実だった〜気を付けたい食事の話
粉もんの街、大阪。大阪府は私の住む兵庫県の隣にあります。関西のお隣どうしですし、兵庫県民も普段の生活で粉もんを口にする機会はかなり多い(はず)です。私も大好きな粉もん。今回は「これは大阪府だけの話ではない!」と、注目した「粉もんと肥満」のお話です。
昨日、大阪府が発表した、”大阪版健康・栄養調査“では、「粉もん+ご飯」の組み合わせ、要するに「炭水化物×炭水化物」の組み合わせを好んで食べる人ほど肥満傾向が強い、というもの。確かに関西では、うどんにかやくご飯、お好み焼きに白ご飯、といった重ね食べを行うのは珍しいことではありません。「お好み焼きはおかず」に、関西以外の地域の人に驚かれたこと、私は実際にあります(笑)
さてここで、最近話題の「炭水化物を抜く」というダイエット方法でなぜ痩せるのか?を考えれば分かるように、炭水化物は体の中で脂肪の元となる糖になります。炭水化物のおかずに、炭水化物の主食を食べる。。。大げさに言うと脂肪の元の重ね食べをしている、ということになりますね。恐ろしい!でもコレ、「美味しいんです!!(関西人)」
ここで、大阪版健康・栄養調査の5ページ目の「肥満度(BMI)別 主食の重ね食べ状況」に注目です。BMI値がやせ、もしくは普通の人で重ね食べをする頻度が週1回以上の割合は50%以下なのに対し、肥満の人は50%以上。しかも、普通の人と比べても頻度は10%以上多いという結果になっています。炭水化物の重ね食べは…なんとなくそんな気はしていたけれども…やっぱり太りやすい、ということが数字にしっかりと表れてしまいましたね。
だからと言って美味しいものを食べるな、というのは極端すぎますし、何よりストレスです。では、どうすればいいのか。それは、炭水化物の重ね食べの頻度を減らす、もしくは一回に食べる量を減らす、食べた分はすぐにカロリー消費する。このいづれかを実行することになってきます。ダイエットというのは、カロリーのバランス、もしくは食欲のコントロールが大切。好きなものを食べるなら、自らの理性で自分の満腹中枢をコントロールすること。これが太らない秘訣です。
お好み焼きに、たこ焼きにビールが美味しい季節です。粉もんと上手に付き合って、楽しく美味しく食べたいですね。