やせとこ

「痩せとこ!」と思ったアナタの「痩せ処(やせどころ)」~やせとこ~ 

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「食欲」はやはり「快楽」でもあることから考えられるコトとは〜食べ過ぎと減量とダイエットと

   

人間の三大欲求の一つである「食欲」つまり、食べることは生きるコトです。また、食べることは「快楽」でもあります。特に甘いもの、脂肪分のあるものは脳が快楽と感じやすいようで、やはり「美味しいものは脂肪と糖で出来ている」なのですね。
減量やダイエットはこの食欲のコントロールがとても重要で、かつ非常に難しいものと私は感じています。

食欲が抑えられないのは、依存症?

先日、読んだ本(↓一度太るとなぜ痩せにくい?食欲と肥満の科学)にも書かれていたのですが

脳レベルでの話ですが、美味しいものを食べるとそれは”ご褒美または快楽”とされて「もっと欲しい!」の欲求の繰り返しが行われるとのこと。例えば、薬物などの依存と同じような「もっと、もっと!」と我慢できず、量が増えていく、快楽という刺激を脳が求めていく、というようなことが起こるのです。つまり「もっと、もっと!」にまかせて食べる量が増えることは、太るということになりますよね。しかも、糖質への依存(シュガーホリックなど)は、そこから抜け出すことに時間がかかることが証明されているので「減量する!」となると、時間も根気も求められるということでもあると言えますね。
「痩せたい!」という人の多くは基本的に糖質(甘いものや炭水化物)が大好きです。糖質の多い食べ物が好きなことは決して悪いことではありませんが、”食べる量の適正なコントロール”を身につけなければ減量は難しいということでもあります。例えば今、人気のロカボダイエットも、糖質を最低限度に抑える方法です。ただ、糖の摂取が脳にとっての快楽となってしまっている状態では、「糖=脳の快楽=食べる衝動に駆られる」ということをしっかり認識しておかないと、ロカボ生活をやめた途端にリバウンドの可能性が高くなるということです。
「スイーツは一生食べるな!」とは私のサロンでは言いませんが、「目標達成まではおやつは断ちましょう。」とは必ず提案します。その理由は、目標達成するまでの間に食欲と食べる量のコントロールをすることを身につけておかないと必ずリバウンドするからです。ただ、依存からの脱却はとても苦しいものです。食べたい欲を抑えることは私の経験からしてもやはり辛いことを知っています。でも、そこをコントロールして征するためには「なぜ?」の知識も必要です。理屈と理性で食欲を抑えられるようにコントロールすることは方法の1つとも言えるからです。
食欲を自分でコントロールできるようになることが体型の維持の秘訣でもありますから、これから年末年始にかけて”食べる”イベントが多くなるシーズン。体重と自分の食欲をしっかりと管理して冬太りは回避したいところですよね。

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