心と記憶に”残ってしまった”一言で考えが変わった話〜私的ダイエット論の目覚め
元々64kgほどあった体重。1〜2年かけて10kgダウン。そこから15年以上維持(というよりも多分、進化してます)MAXの時より結局13〜4kgほど減らしたのですが、10kg痩せた後に体重を維持する中で出会った「ある一言」が衝撃的だったのです。そこから思考の変換と身体への向き合い方が変わりました。そんな話です。ご参考になればと思います。
衝撃的だった一言はコレだ!!
「地球上で太っている動物は、人間か家畜かペットだ」
コレです!!この言葉が私の脳と心にグサリと刺さりました。(厳密に言うとちょっと違うんじゃ…とかそういうコトじゃなくって、ザックリとした捉え方を、素直にね。)
要するに、飽食が太る原因である。食べ過ぎが太らせるということと同時に、野生動物は太ってはいない、ということ。元々ヒトも野生動物の中の1種だったはず。その時のヒトは太っていただろうか。いや、そんなはずないだろう。。。これをホメオスタシス(恒常性)とリンクさせて考えたら維持に役立つのでは?と考えたのです。
どうやってその言葉を自分の中に落とし込んだのか
現在、私たちは野生動物のように「何かに捕食される」ことはありません。ですが、野生動物は違います。きっと草食動物は捕食されないように足が鈍るほど食べ過ぎて太ることはしませんし、動きが鈍って捕食出来なくならないように肉食動物も必要以上には食べていないはずです。動物のドキュメンタリー映像などでの肉食動物は捕食してもお腹いっぱいになったら残していますよね。要は、無理に食べずにお腹いっぱいのレベルをちゃんと設定出来ているということ。そう。彼らは身体にとって必要以上に食べていないのです!そして「同じ動物なら、コレは私にも出来るんじゃないの?」が始まり。それは即ち体重・体型の維持に繋がります。必要以上に食べないことは、今以上に余分なものを身体に付け過ぎないということです。
そこで試したことが、空腹感と満腹中枢には野生的に正直に従うこと。自分の身体の声に耳を傾けて、素直に従っていると、食べ過ぎた時は次の食事、またその次まで満腹感が続いてかなり食べなくなります。きちんと空腹感を感じ、満腹感にも敏感になることです。実は、自分で色々試して実験を進めていると、腹八分目が維持にちょうど良いのが分かりました。改めて昔の人は凄いと感じ、体験して体現する感じでした。普段は腹八分目。減量時は腹7分目で過ごしますと、私の場合は調子が良いようです。感覚に慣れていない人は減量初期は腹八分目(あと一口欲しいけど止めとく感じ)慣れたら七分目(あと、白米お茶碗半杯は食べれるかも?)にシフトすると落ちていきやすいですよ。一気に食事量を減らしすぎるとダイエット減量は失敗しやすいので注意が必要です。
感覚が身につくと、沢山を(無理に)食べ過ぎた後は1食〜2食食べられなくなります。食べ過ぎた後に食べられないとは、空腹感が来ない、食べなくても問題ないくらいのお腹の具合であるという感覚。おそらくこれも野生の感覚。必要以上に食べた後は、以降の食事で帳尻を合わせるために胃の調子と感覚に従います。もちろん、たくさん動いてカロリー消費をすると食べられたりします。野生に近い空腹・満腹感を身につけること。「出されたら、とりあえず全部食べる」は家畜やペットと同じ。太りやすい感覚に傾きます。ちゃんと「今の自分の体型に必要な量」を感じる事。これを落とし込めたら最強ですし、ダイエット大成功です!!
じゃぁ、どうするの?は、また次の機会に書くことにしますね。