ダイエットをするならぜひ知っておきたい!カフェインを多く含む飲み物
ダイエットをするにあたって水分補給は必須なのですが、たとえカロリーの無いお茶であってもカフェインが多く含まれるものは利尿作用が強く、脱水しやすい点でダイエットのための水分補給には向いていません。では、どのような飲み物がカフェインを多く含むのでしょうか。意外に色々な飲み物に含まれるカフェイン。ただダイエットのためだけではなく、美容と健康のためにも知っていて損はないですよね。
カフェインは上手く付き合えば、ダイエットの最強の味方になる!!
カフェインが含まれているものは利尿作用が強いので、ダイエットには良くないのかというと、決してそうではありません。カフェインは適量の摂取では脂肪燃焼を促進させる作用もありますし、集中力を高める、眠気を覚ます、リラックス効果などもあります。ですので、カフェインの摂取量の目安としては一日300mg程度にとどめておくことが必要です。コーヒー1杯(150ml)が約100mgなので、一日2~3杯程度のコーヒーが健康やダイエットに良いとされているのはそのためです。それ以上の摂取になるとカフェインのデメリットである、太りやすくなる、血圧が上がる、不眠になりやすいなどの作用が出てきます。また、2015年に日本でカフェイン中毒になってしまい命を落とされた方がいました。当時、ニュースでも多く取り上げられたカフェインの摂取についてですが、命の危険が及ぶとされるカフェインの摂取量はコーヒーではおよそ5Lです。コーヒーの5Lってかなりの量ですよね。摂取量は何事も適量、ほどほどの量が良いということです。
→カフェイン常用 中毒死 「眠気覚まし」思わぬ危険も http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/214307
カフェインと聞けば思い浮かべる代表格と、意外な飲み物
カフェインを多く含む飲み物の代表格と言えばコーヒーと紅茶。眠気覚ましに飲まれる人も多いのではないでしょうか。確かにコーヒーと紅茶はカフェインが多いのですが、実はココアや緑茶もカフェインを含みます。ココアは体を温める作用もありますし、カテキンによる抗菌作用は風邪予防にと、冬場に温かい緑茶を飲む人も多いはず。お茶の中でも特に玉露はコーヒーのおよそ2倍、緑茶の約6倍のカフェインを含みますので、飲むときには気を付けたいですね。その他お茶でカフェインを含むものは、抹茶・ほうじ茶・ウーロン茶・番茶・ジャスミン茶などです。もちろんこれらの飲み物、ペットボトルの商品でもカフェインが含まれます。カフェオレやアップルティー、レモンティーにミルクティーもカフェインが含まれていますので、気になる人は「カフェインゼロ又はレス」のコーヒーや茶葉のものを選ぶと良いでしょう。因みにカフェインを含まない飲み物としては、ルイボスティー、ハーブティー、麦茶や黒豆茶、杜仲茶、トウモロコシ茶などがあります。
また、コーヒーや紅茶、お茶ではなくてもカフェインの含まれる飲み物は身近にあります。意外なところではコーラと栄養ドリンクです。コーラはダイエットコーラであってもカフェインが含まれます。栄養ドリンクは最近、カフェインの入っていないものも販売されていますので成分表記を見て選ぶとことを心がけたいですね。しかしダイエットをするなら、甘い味の飲み物や栄養ドリンクのカロリーは高いので気になりますし、たとえカロリーゼロであっても味覚(甘味)に慣れてしまうと、常に「口さびしい」という感覚が続いてしまって、食事でのカロリーコントロールが辛いものになる恐れがあります。ダイエット中には極力甘い味では無い飲み物で水分補給することをオススメします。
ダイエットをするにあたって水分補給は、新陳代謝を促し、脂肪燃焼を促進させるためには必要不可欠なものです。ダイエット中にカフェインを多く含む飲料を「絶対に飲んではいけないもの」として捉えるのではなく、飲みすぎに注意して適度に上手に取り入れることで気分転換やリラックスができ、ストレス軽減にとても役に立ちます。また、水分補給のための飲み物のバリエーションが増え、気分によって飲み物を選ぶ楽しみが出来るということは、ダイエット中はとてもプラスになるはずです。カフェインを多く含む飲み物を知り、日頃の飲み物の選択肢を大きく広げて美容と健康のために、しっかりと水分補給していきたいですね。