やせとこ

「痩せとこ!」と思ったアナタの「痩せ処(やせどころ)」~やせとこ~ 

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年を重ねるごとに変わったことと色々困ったことには柔軟性と許容性が必要なわけとは~体重と年齢と見た目に対策するには

   

私事ですが、今年40歳になったんです。
モチベーションは下がるどころか以前より上がっているのですが、思った身体の状態に持っていくのに時間がかかるようになりました。自分で言うのもアレですが結構頑張っているほうだとは思います。年を重ねて感じることは年齢相応も受け入れつつ、アップデートしていくという余裕でした。

やっぱり「提案する側はそこそこの身体じゃないと!」という信念から

元々ぽっちゃり体系で、太りやすい体質。昔は60kg半ばくらいの体重だったのですが大幅減量をしました。今は断固否定していますが、昔は「体重50㎏ある女性は重い!」なんてことを信じていたわけです。もちろん知識がなかった頃のお話。今は体重はしっかりと50㎏以上あります。50㎏を下回ると逆に貧相に映って何だか勿体ないなぁ。。。と感じるお年頃なのです。ですので、若い人が憧れるというBMI18のシンデレラ体重は正直言って健康を維持できる知識と生活ができる人でない限りはお勧めしません。それだけ健康維持のためには気を使わなければなりませんし、体重維持には労力がいるものです。それでも!というなら頭を使って、身体を変えていく必要があります。元々太りにくい体質の人でなければ、結構大変なことだと考えています。痩せたい人の目標値の下限は健康的にはBMI19辺りで十分スレンダーだと思っていますし、それ以上の痩せ体型のBMI18.5まで頑張りたい人には止めることはしませんし応援します!ですが、基本的に痩せたい人は太りやすい生活に戻りやすいか、太りやすい体質を持っている人だと思います。食べることが基本的に好きな人が多い。ですので、結構な覚悟と維持のための制約がついてくることを知っておいたほうが良いのではないかと考えています。自分も太りやすいですし、食べることが大好きですし、大の甘党です。食べて増えたなら戻す!戻るまでストイックにやる!これは絶対に守ること…。このお仕事をさせていただくにあたって体型維持を絶対条件と決めました。(ここで注意して頂きたいのは、体重維持ではなく体型維持ということです)と、いうのも、維持していないと説得力がなくなってしまうから。年齢を重ねていくと体重重視のそれだけではどうにもならないことが増えてくるものです。加齢って嫌なものですね(笑)

今を見つめて、何を差し引きするかを考えて受け入れてアップデートしていく

年齢を重ねると、嫌でもぶち当たる壁があります。それは重力に逆らえなくなることと代謝の低下です。要は身体中のタルミと中年太りのリスクが年々高くなるということです。
タルミは皮膚のコラーゲンの量の低下によるもの、水分保持力の低下によるものです。重いもの(脂肪)が付いていると皮膚はその重みに正直に従ってタルむという訳です。コラーゲンを摂取しても数日でハリが戻るという訳でもなく、ハリの維持は取り続けていたらOKという訳でもありません。摂っても吸収する力が年々下がってきますし、摂ってもコラーゲン量は減少していくのです。ですので、どう頑張っても若い人には叶いません。40歳が20代に勝とうなんて細胞組織レベルで無理です!金に物言わせても難しいんです!!ですので年齢相応にタルミを最小限に抑えるという思考の転換を絶対にしなければならないのです。これは本当にそう思います。アラサーになってからずっと考えている信念でもあるのですが、どう頑張っても年下には勝てない。ならば年齢相応よりも若ければよいと(笑)10歳以上年下に勝とうだなんて無理無理!おこがましい!そんなこと考えてたら、負のループに迷い込みます。ほんの少しだけでも実年齢より若く見えれば万々歳だと考えています。
そこで出来ることはタルミを最小限に抑える努力。代謝に見合った食事量にアップデートしていくことです。代謝が低下したなら、栄養バランスを考えたうえで量を調整していけばよいことです。タルミを最小限に抑えるためには前述したとおり、重り(脂肪)を自分にできる範囲で最小限にしておくこと。水分をなるべく補給しておくこと。これは外側から保湿、内側からは水分摂取です。タルミ予防には筋肉をある程度つけておく必要もあります。筋肉は身体にハリを与えてくれます。そして、代謝の向上にも有効です。便利な世の中ですが、動くことです。これは将来的にはメタボやロコモ予防にも有効です。やるなら早いほうがいいです!!タルミが気になり始めたのはここ1年くらい。私が感じたのは40歳ってタルミのターニングポイントだということ。30代半ばまではそれでもまだ誤魔化せるのですが、限界突破しだすのはアラフォーです(笑)もちろん、やるのは何歳でも遅いことはありません。”今”が自分の人生史上一番早いのですから!!
アンチエイジングはそんなに楽なものではありません。様々な努力が必要なのも事実です。でも、そんなにアンチにならなくてもいいんじゃないかな?と私は思います。アンチエイジングは言葉としては便利ですから説明や会話には使いますが。。。個人的にはアクセプトエイジングでもいいんじゃないかな、と。受け入れて、そこからをどうするか。加齢を嫌うのではなく、加齢を受け入れて寄り添っていく余裕。余裕から生まれる若々しさ。私はそちらのほうが好きだな、と思うのです。

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