ダイエットと便秘の関係を考える〜食べることと出すことはとっても大切です!
ダイエットで痩せる途中、便秘になったことはありませんか。私はあります。どうして便秘になるのでしょう。痩せるならば、身体の中の要らないものはなるべく出していくのがセオリー。その原因を簡単にお話しします。
便秘の主な原因と解消法3ステップ
①水分不足
水分は腸で吸収します。水分が足りていないと便の水分が無くなってカチコチに。ウサギの便のようにコロコロのものになる原因です。スルッと出る程よい柔らかさのものではなく、カチコチに固くなると、腸が押し出そうとしても固すぎてスッキリさせるまでには力及ばす…なんてことになっている?!
と、いうことで水分は便秘解消にも必要です。ダイエットでも水分の摂取は必須ですので、ここで繋がりますね!
②食物繊維不足と食べる量の不足
「えっ?食べる量?!」と思われた人もいるかもしれませんが、食べる量も必要です。そもそも日本人は欧米人に比べて腸の長さが長いことが知られています。腸が長いということは、留まる時間も長いということ。そして腸の中のモノが少ないよりも多い方が出しやすくなる、ということ。長い腸なので溜まってもすぐに出にくい、量が少ないと移動距離も長くなりさらに出にくくなる。そこに前述した水分不足で固い便だと、、、なんとなくご想像できるでしょうか。便秘一直線です!
食べる量を減らしすぎると食べ物の絞りカスである便も減ります。実はダイエット中の食事は水分と食物繊維の量を増やして、脂肪と糖分を適度に減らすことで成功しやすくなります。水分と食物繊維を増やすことは便通を良くすることにもつながります。実際、痩せたい人に便秘をしている人も多く、便秘を解消することで1〜2kg減った人もいます。
「食べて痩せる!」は、何でもかんでも食べて…というわけではなく、便秘の解消やむくみの緩和、そして栄養バランスを良くして脂肪を燃えやすくして痩せやすい身体へと変化させていくことを前提に行われるモノ。ですので食事はとっても大切ですよ!減らすだけがダイエットではないことをしっかり考えましょう。
③腹筋弱すぎる問題
便を出す時、いきむ時、お腹周りの筋肉を使いますよね。出す時は腸のぜん動運動だけでなく、腹筋も使われます。腹筋が弱すぎる場合、グッと出す力が加えられず、出し切れないことも考えられます。出したくても出せない。そして便は腸に留まり続けると水分が奪われてカチコチへと変化してしまいます。あぁ、便秘への道へ一直線!!鍛えるまでもなくても、腹式呼吸を寝る前にゆっくりと5〜10回ほどする事で腹筋も刺激できますし、ゆっくりと深く行う腹式呼吸は自律神経を整えて安眠へと導きます。4秒ほど鼻から吸ってお腹をパンパンに膨らませ、6秒ほどでゆっくり口からお腹をぺったんこにへこませるように吐き出します。腹式呼吸は腸へのマッサージ効果も期待できますので、お試しあれ。
さて、いかかでしたか。
便秘解消の基本の3つをご紹介しました。原因は人それぞれで他にも考えられますが、腸活と温活と合わせて便秘が軽減→解消となりますように。インディバで腸活&温活はサポートできますので、気になる人はご予約お待ちしております。