夏から秋へ季節が変わっていく時期にこそ、心がけたい3つのコトとは?
2016/08/18
もうすでに、暦の上では秋です。まだまだ暑い日は続いていますが、お盆も過ぎて夏ももうすぐ終わりが見えてくる頃。これからの季節の変わり目に注意しておきたいことをしっかりと先取りしておけば、秋〜冬になって色々と慌てることはないはずです!
夏の紫外線、気温と汗で疲れたお肌をいたわるコト
7〜8月に、紫外線が地上に降り注ぐ量はピークですが、その後、急激に減るわけではありません。9月でもまだ4〜5月と同じくらいの量が降り注いでいることは、春にもお話ししましたね。(→4〜5月の紫外線量は、実は多い!油断してしまう春こそしっかりUV対策を。)紫外線は言わずと知れた、お肌の老化の大敵です。夏は紫外線が強い上に、気温が高く汗をかきます。汗もその都度、優しく拭き取ることができれば良いのですが…実は汗に含まれる塩分がお肌の刺激になってしまうことも。また、冷房の効いた部屋は空気の循環が良くないことが多く、ホコリや塵が空中に浮遊しやすい環境にもなります。ホコリや塵が汗で湿ったお肌にくっついてしまうとなれば、最悪です。毛穴をふさいだり、汚れとなってお肌に悪影響を及ぼすことも。夏場はかなり過酷な環境。疲れやすくなるのも当然ですが、日々、お肌は頑張っているのですね。そんなお肌にとって、疲れやすい季節を乗り切ったと思ったら、また直ぐに冬がやってきます。夏〜秋は、来る冬に向けてお肌のコンディションを整えていきたいものです。
“運動不足+冷房で冷えた下半身=セルライト”の悪循環を断ち切るコト
夏は気温が高いため、運動をするのが億劫になりがちです。そのうえ喉も渇きやすくなまるので、水分を摂取します。「水分と言っても、水かお茶のみ」という人は多くはないはず。ジュースや清涼飲料水にもついつい手が伸びますよね。ジュースや清涼飲料水は多くの糖分が含まれます。そのうえ、身体を動かさずに水分だけを取ると、むくみやすくなります。また、夏に喉越しのいい料理は意外に塩分が多く含まれるものになりがちです。塩分を排出しやすくする、カリウムを多く含む食材は夏野菜に多いのですが、そこまで毎日、たくさん摂取するわけではありませんよね。水分・塩分・運動のバランスが崩れやすくなるのは夏の特徴です。また、むくみやすい条件が重なった後、冷房の効いた屋内で体を冷やしてしまうと、さらにセルライトを形成しやすくなります。”冷やす”より”涼む”。”冷える”なら”温める”。涼しい部屋でゆっくりと、温かいハーブティーを飲むなど、体を冷やしすぎない工夫をしないと、秋冬にブーツがきまらない脚に変わってしまっている恐れもありますよ。
夏バテ回避!自律神経と栄養のバランスを考えるコト
夏バテの原因は、外の暑さとエアコンなどの急激な温度変化による自律神経の乱れと、栄養バランスの乱れによるもの。つまり、身体のバランスが総崩れになることによって引き起こされます。栄養のバランスが崩れるとは、身体が疲労回復のために使う栄養素不足になってしまうということ。自律神経が乱れると、睡眠中に疲れを回復するはずの副交感神経が上手く働かず、睡眠による休養がしっかりと取れない状態になるということです。それは、睡眠時間が十分でも疲れが取れない状態になるということです。栄養バランスも自律神経も乱れるとは、どんなに休んでも身体の疲労回復ができない状況になるということです。夏バテにならないためには、食事も睡眠も”量より質”を重視するということが大切です。身体に疲れが溜まると、ダイエットも美肌も手に入りません。
残暑が長く厳しい予報が出てはいますが、”キレイに元気に”いるために、少しずつ次の季節に向かって準備していきたいですね。