お花見のシーズンです!気を付けたいムクミとその対処法とは。
桜の開花宣言の後、各地で沢山桜が咲いてきましたね。桜といえば、お花見を楽しみにしている人は多いのではないでしょうか。ですが、花冷えという言葉もある通り、気温が安定しない季節でもあり、また、寒暖差が大きく身体も冷えやすい季節でもあります。
お花見でムクむ!?考えられる原因とは
お花見の席での食事は、塩分が多めのものに偏りがちになります。塩分の摂取が多くなると、身体の中では体液の塩分濃度や浸透圧を調整しようとして水分を溜め込みます。実は、身体の中では取りすぎた塩分を先に排出するのでなく、塩分濃度を保つためにまず体内の水分で薄めようとするのです。これがムクミになります。また、お花見ではアルコールを飲む人も多いですよね。美しいお花に美味しいお酒は最高ですよね!ですが、アルコールの利尿作用で、身体がその水分を保持する前に排出させてしまい、強いムクミを引き起こす可能性があります。ですのでお花見の翌日の朝はお顔が酷くムクんでパンパン!!になった経験ありませんか。
また、気温差が大きい季節ですので、知らない間に身体を冷やしてしまっている可能性も高く、冷えによる血行の悪化でさらにムクミを呼ぶという悪循環に陥いることも考えられます。
お花見の後にやっておきたい、ムクミ対策とは
では、ムクミを翌日に持ち越さない、もしくは最小限に抑えるためにしておきたいことは、
1.水分補給
水で水分補給を。ただし身体を内側から冷やさないために常温か、ぬるめの水がオススメ。ミネラルウォーターや水が苦手な人はお茶でも。
2.塩分を排出させる
体内の塩分濃度が適度に保てるほど水分を補給できたら、余分な水分と塩分は尿として排出されます。ただ、少しでも早く塩分を排出させるためにはカリウムの摂取もすると良いです。カリウムを含む食材として、バナナやドライフルーツ、きゅうりなどのウリ科のものや、トマトがあります。ただし、ドライフルーツやバナナはカロリーが高いので気を付けたいところですね。
3.身体を温めて血行促進
一番早いのは、入浴です。お湯に浸かることで身体を温めますし、身体に水圧がかかるので、軽いマッサージの効果も期待できます。入浴し、体が温まった状態で軽くリンパマッサージが出来れば最高です。余裕があるなら、入浴後に身体が温かいうちにストレッチを行うと効果が高まりますのでオススメです。
楽しいお花見の席の後にしっかりと身体のことも考えて対処することで、翌日のムクミの憂鬱は無くなっていきます。周りの人たちと差がつく、キレイのために出来ることを是非取り入れてみて下さいね。