足の冷えには、膝より下にある筋肉を動かしたい!その理由とは。
大寒を過ぎて暦の上ではこれから春に向かいますが、寒波襲来でかなり冷え込んでいますね。冷え性の人にはとても堪える寒さとなっています。特に足先が冷えて困っている人は多いのでは。
冷えは血行不良が原因の場合が多く、特に冬場は寒さで血管がキュッと狭まりやすくなりますのでさらに冷えやすくなってしまいます。血行不良を改善するには、身体を温める以外に、血行を促進させるために筋肉を動かしたり鍛えたりすることも大切な改善策の一つです。特に冷えを感じやすい膝より下の部位。筋肉を鍛える際にはやや見落としがちですが、実はとても大切な部位なのです。
「ふくらはぎは第二の心臓」という言葉があるように、下半身の血流を良くするために一番動かしたい筋肉はふくらはぎです。ですので、ふくらはぎを揉んで刺激を与えて血流を良くすることや、かかとの上げ下げ運動やウォーキングなどでかかとの筋肉をしっかりと動かしてやることは冷えの改善に有効と言えます。ですが、それだけではなかなか頑固な冷えは解消されません。一番冷えるとされる末端…そうです、足首と足の指です。寒い季節に足の指の血行が悪いと、痒くて辛い”しもやけ”になってしまいます。脚は指に向かうほど、血管は細くなっていきます。血管が細くなるということは、血行も滞りやすいということ。ですので、「ふくらはぎはを動かすだけでは、冷えは取れない!」という人には、足首と足の指まで動かすことをおススメします。また、足首と足の指を動かすことが苦手な人は下半身が太りやすい人が多い可能性が高くなります。なぜなら、血行不良はむくみを引き起こしやすいからです。
足首を内回し、外回しにグルグルと回してそのあと、足指じゃんけん(グー・チョキ・パー)を繰り返します。そうすると、足先がじんわりと温まってきます。「温まってくる=血行が良くなっている」ということですので、じんわりと足先が温まってきた!と感じるくらいが丁度良いということになりますね。
この運動を入浴中〜就寝前に行うと、布団に入ってから足先が寒い!!という悩みが軽くなる可能性もあるので、辛い人はにはオススメします。少しの工夫と手間で冷えを改善させることは可能です。やるかやらないか、が大きな差になります。「ちょっと、やってみようかな!」の好奇心が元気にキレイに、の一歩ですよ!!