やせとこ

「痩せとこ!」と思ったアナタの「痩せ処(やせどころ)」~やせとこ~ 

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減量と食事の密接な関係〜感覚や習慣の違いが身体の違いに直結するワケとは

   

痩せるためには食事と運動は避けて通れません。今まで減量したいという人とお話をしてきて思う事は「食に対する感覚の違い」が大きいこと。ある人の「これくらいはいいでしょ…」は、私の中では「それ、痩せるにはちょっと食べすぎかも?」なことがあるのも事実です。

食べたら太る、これは古今東西変わりません

「食べたから太る」のは、紛れもない事実です。太ってきた=食べ過ぎている。それ以外の太る要素は、普通の生活をしている人ならば無いと言ってもいいでしょう。
朝・昼・晩の食事と飲み物、ちょっとツマムもの(おやつ/間食)についてお話しを聞くと「おやつ」と「飲み物」の感覚が自分の減量する時のスタンスと違う人が多いと感じています。基本的に飲み物は甘くないもの、白濁していないものをオススメします。間食(おやつ)に関しては、痩せたいなら毎日食べるのは基本的にNGです。もしも食べたいなら量も頻度もグンと減らす必要があります。オヤツが無くても平気な感覚にするのが目標です。ですが「痩せたい」と話す人に共通する習慣は甘いor白濁した飲み物を飲みがち、オヤツが習慣化していることです。痩せるために一番最初に取り組むのは飲み物とおやつの習慣を変えることです。
そして、それがクリア出来てきたら食事も少しずつ変えていくことをオススメしています。炭水化物をかなりカットする人が多いですが、私は基本的にオススメしていません。たとえ一口でも朝昼晩の食事において主食であるお米は食べたほうが良いと考えています。食事やメニューを選ぶのに分かりやすい方法は、原材料が原型をとどめているものほど、痩せやすい食事です。(細かいことを言うと違う場合もありますが、あくまで簡単に判別するなら、という意味です)肉ならミンチ肉になってこねて肉の原型が無くなっているハンバーグより、ステーキ(ソテー)、魚ならかまぼこなどの練りモノより焼き魚、という感じです。その方がよく噛みます。咀嚼回数もとても大事です。また調理の仕方も油を使うものより、油の使用量が少ないものの方が痩せやすいメニューとなります。そして「原形をとどめている」は、実は主食にも言えることで、お米はそのままの形ですが、パンや麺類は小麦などの原形をとどめていないものですよね。粉やミンチにするとツナギなどが入ってくることが多くなります。要は加工することで脂分や塩分、糖分など色々と加わり、カロリーも増えますよ、ということです。美味しいものは脂肪と糖分で出来ている、なんて上手いキャッチフレーズのTVCMもありましたね。でもその通りです。
炭水化物を抜く方法より、炭水化物を身体が必要とする量は最低限食べる、という方法をオススメしています。炭水化物を減らしすぎると、身体が「もしや、今は飢餓状態では?!」と認識して脂肪を減らすのをやめてしまう可能性が高まりますので、炭水化物は3食に分けて食べるほうが良いと思っています。特に夕飯に抜くと、睡眠不足になる人、夜中にお腹が空いて苦しくなる人(結果、食べてしまう人)などがいるので、そういう人はお茶碗1/3程度でも口にしてみて下さい。また、炭水化物を必要以上に減らすと、お肌のハリが失われる可能性もあるので、お肌のことを思うと必要量は食べたほうが良いとも思うのです。
食べながら、痩せる。食事に関してはメニューの選び方(栄養のバランス=質)と量です。それと同時に運動などを行うことで、減っていきます。減らない!増えちゃう!は食べ過ぎ・栄養のバランスが悪い・代謝の低下のいずれか、またはそれらが重複しています。さて、アナタのスタートはどこからですか。取り入れられそうなものから是非やってみて下さいね!

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