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「痩せるなら基礎代謝を増やそう!」と言われるけど〜「基礎代謝っていったい何なのか」の簡単解説から見えるダイエットとは

   

「基礎代謝を上げましょう!」「代謝を上げて脂肪を燃焼しましょう!」という言葉を目に又は耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。では、基礎代謝って何なのか、そしてなぜ基礎代謝を上げると痩せやすいのかきちんと分かっていますか。

基礎代謝って何?

基礎代謝は生命を維持するために必要最低限のエネルギーのことです。私が初めて聞いた時は「朝、おはよう!と目覚めてからずっと横になったまま何もせず24時間(睡眠含め)過ごす時に内臓とか筋肉に必要なカロリー」要は、何もしなくても絶対に身体が消費しちゃうエネルギーです。因みに、この基礎代謝は普通に私たちが一日を過ごして消費するエネルギーの60%くらいと言われています。
なぜ基礎代謝を上げるのに運動や筋トレなのか
では、なぜ基礎代謝を上げるのに「筋トレしましょう!」「運動しましょう!」と言われるのか。それにはきちんと理由があります。
厚生労働省のeヘルスネットの「加齢とエネルギー代謝」のページで「ヒトの臓器・組織における安静時代謝量」よりどの部位が全体のどれくらいの比率のエネルギーを使うのかが表記されています。それによると上位から

骨格筋 22%
肝臓  21%
脳   20%
心臓  9%
腎臓  8%
脂肪  4%
その他 16%

となっています。
骨格筋とは筋肉のこと。基礎代謝の22%と身体の中で1番多くエネルギーを消費をしていることになります。ですので筋肉を増やして(増強して)代謝を上げると、何もしないでカロリーを消費する基礎代謝も上がるということになるのです。基礎代謝は加齢に伴い徐々に下がりますから、筋肉をつけることはアンチエイジングにも良い、基礎代謝の向上にも良い、ということでダイエットして痩せたい人には食事と運動との両方からのアプローチをおすすめしているという訳なのです。

ちょっと注目して欲しいところがありますよ!

先程、基礎代謝では身体のどこの部位に使われる比率が高いか、をお話ししました。そこでもう一つ注目して欲しいのが、肝臓です。筋肉は全身にかなり沢山あることはなんとなく身体を見ると理解しやすいですよね。その筋肉の次にエネルギーを使うのが21%は肝臓なんです。確かに大きな臓器です。沢山使うかもしれませんが、大きい臓器で肝臓より先に頭に浮かびそうな脳や肺より多い。これは見逃してはいけません。
ダイエッターが思い浮かぶ肝臓…例えば脂肪肝という疾患で目にする臓器でもあります。因みに脂肪肝とは糖や脂肪の摂りすぎで肝臓に中性脂肪が溜まるすぎること。また、お酒(アルコール)の飲み過ぎは肝臓に負荷がかかるという話も一般的ですよね。ここで私は何が言いたいかというと
肝臓に負担がかかる→肝臓の動きを鈍くする→基礎代謝が落ちる
コレです!アルコールを適量くらいに控えること、糖や脂肪を摂りすぎないことは痩せるためには必要なことです。でも、それはカロリーの摂りすぎ意外に、肝臓への負担の軽減も含むと考えてみる。これも基礎代謝量の比率から見れば納得いく理由かもしれません。痩せたいなら代謝は最大限スムーズに行われるのが良いですよね。何も知らないでやるのではなく、こういう理由だから運動したほうがいいですよ、食事はバランスよく、糖と脂肪は少し気をつけましょう。を知っておいた方が納得して行動できますよね。
痩せたいあなたなら、何から始めますか。
因みにインディバをプラスすると代謝アップするためにかかる期間もスピードアップが期待できます。身体のため、自分のために痩せるならこういった知識も少しずつ取り入れていきたいですね♪

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