やせとこ

「痩せとこ!」と思ったアナタの「痩せ処(やせどころ)」~やせとこ~ 

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湿度の高い時ほど気をつけて〜アラフォー以上さんは特に気をつけたい!汗をかいたからといって痩せるわけではない?!そのワケとは

   

湿度が高く、気温も高い。不快な暑さとはこのことかもしれません。こんな気候の時はジトっと汗をかきますよね。コレもまた不快ですが…

汗をかくだけでは痩せません!

汗は体温調整のために出るもの。たくさん汗をかいた後に体重を測っての「減ってる」は、身体から失われた水分の量の分軽くなるという場合がほとんどです。ですので、水分補給をすると戻ります。汗をかいたから体重が減るというのは運動や水分代謝の向上を目的で汗をかいているという場合は別ですが…。

アラフォー以上組さんは「夏は痩せる!」の神話は崩壊していきます

「夏は汗をたくさんかくから痩せる!」というのは若い頃の話、という人が多いのでは。汗をかくから痩せるのではないのですが、若い頃は水分の代謝も活発ですし、筋肉量も多くその分消費エネルギーが多かったので汗をよくかいていたという理由で太らなかったパターンが多いと考えられます。ですがアラフォー以上になると基礎代謝量が減り始める年齢に加えて、そもそも夏は代謝が落ちる上に、冷たい飲み物や食べ物は太りやすい糖分・糖質が多いので量は食べていないつもりでも逆に太りやすくなります。すごく太る感じで書いてますが、事実です。
例えば、スポーツドリンクは500mlのペットボトル1本で角砂糖13個分かそれ以上の砂糖が入っていますし、素麺や冷やしうどんは麺も糖質ですし、タレや汁も甘塩っぱい味付け。温かい状態よりも冷やすと味が薄く感じやすい為、どうしても濃いめの味付けになりがちです。濃い味付けは太りやすい身体になる原因の1つですので、夏にあまり濃い味のものを食べ続けて慣れてしまうと秋から冬にかけてより一層身体につきやすくなります。
また、冷たいものの飲食で身体を中から冷やすと胃腸の疲弊を招きますのでさらに代謝は落ちやすくなります。涼しいところではなるべく常温が温かい飲み物を選ぶということも大切です。基礎代謝は1日のエネルギー代謝量の実に60%を占めます。太りたくないなら、これは下げたくないところですよね。基礎代謝については過去記事より→(「痩せるなら基礎代謝を増やそう!」と言われるけど〜「基礎代謝っていったい何なのか」の簡単解説から見えるダイエットとは)

熱中症にならないようにしっかりと水分補給を

失われた水分量で体重が変わるなら、ずっと軽いように…なんて決して考えてはいけません。健康なくしてキレイなし!!適度な水分とミネラル補給で身体の負担を減らして正攻法で体重を目標値に持っていきましょう。因みに水の飲み過ぎで太ることはありません。健康であれば汗か尿でしっかりと排出されますので、心配しないでくださいね。

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