最近見かける”ロカボマーク”〜ロカボダイエット≠糖質制限ダイエット?
2018/10/12
コンビニの商品でも見かけるようになってきたロカボマーク。ロカボとは、食事による血糖値の上昇を抑えるため、糖質の適正な摂取を行うこと。また、糖質を制限した食事のことです。
ロカボダイエットは最近ブームですよね。
糖質を制限。。。。一番に浮かぶのはスイーツ&おやつ!砂糖も小麦粉も糖質が多く含まれていますので、ロカボダイエットには、普通のおやつはNGです(甘味ではないですが、おかき類も糖質多いですからね)。小麦粉を使った食べ物だと他にパン、パスタ、うどん、ピザ、ラーメンなど麺類はその大半が。パンは大半に小麦を使うものはNG。菓子パンなんて本当にダメ!米飯も糖質は実は多いもの。
ということで、ロカボダイエットはスイーツ大好きな私には向いていないなぁ、と感じましたよ。。。(苦笑)
ただ、少し前に話題になった、糖質を完全に抜いてしまう”糖質制限ダイエット”よりは私はロカボ派。糖質制限ダイエットが流行った時でも私は「一定の糖質は身体には絶対に必要!!!」と小さい声ですが(お客様には)お話ししていました。それは、栄養素としての糖質は身体には最低限の量は必要だと考えているからです。ですので、糖質制限より、断然ロカボ!なのです。
糖質を制限する、ということは、太る要素をできる限り削るということです。実は、一番太る食事は脂質(脂肪)と糖質を一緒に摂取する食事です。(2年前の記事ですが→「美味しいものは、脂肪と糖で出来ている!」のホントと向き合う。)糖質と脂肪、その一方を極力削るだけでかなり変わってくることは経験上、とても感じていますし、私自身もダイエットをした後のこの10数年ほどは食べ過ぎた後の調整を、食事の量はもちろん、内容も”糖質→脂質”で制限した食事を心がけています。
元々が太りやすい体質。見えないところでちゃんとしていないと、またヒグマのような身体に戻ってしまいますから。。。それだけは絶対に避けねばなりません(笑)
糖質を制限するロカボ生活。糖尿病の予防という点でも、とてもいいと思います。ただ、ダイエット(減量)として取り入れるなら、目標を達成した後の食事がとても慎重にならなければいけません。ロカボ生活を急にピタッとやめると、一気にリバウンドする可能性があります。(これはどんなダイエットでも言えることです)「痩せたから、これからはスイーツも、パンも楽しむんだ!」という人はぜひ徐々に身体を”ゆるロカボ”に慣らす期間を設けて、体型と体重キープに努められることをオススメします。急に食事内容を変えることは、身体の内側をボロボロにすることにもなりますからね。肝心なのは、終わり側にもあるのですよ!
参考HP→ロカボ:一般社団法人 食・楽・健康協会