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セルライトはなぜダイエットにおいて厄介者なのか?分かれば対策も立てやすいその理由とは

      2016/04/06

セルライト。ダイエットやボディラインを整えたい人はどこかで必ず聞く言葉ですね。皆さん、このセルライトって何者かご存知ですか。また、どうしてダイエットの厄介者と言われているのでしょうか。その理由を知れば必ず納得できるはず。合わせてセルライト対策がどれほど重要かということも、きちんと理解することによってダイエットの効率はきっと上がりますよ。

そもそもセルライトはどうして出来るのでしょう

セルライトは脂肪の周りに老廃物が溜まって肥大していき血行不良を招いた後、さらに皮膚組織の繊維と絡まり塊となってしまったものです。セルライトとはかなり複雑に老廃物と脂肪とが絡まり合ってしまったものなのです。ですので、同じ脂肪細胞であっても、皮下脂肪や内臓脂肪などのように”純粋に脂肪だけのものではない”というところが大きな違いであり、そこが非常に厄介な点です。また、老廃物とは主にムクミのことです。ですので、ムクミを放置しておくと冷えと血行不良を招きセルライトが出来るのです。セルライトはボコボコとしたものです。少量であれば、二の腕や太ももをひねった時に見える程度ですが、増大していくと何もしなくても皮膚にボコボコとした感じが出てくるようになり、美しいものではありません。

なぜ、セルライトが厄介者なのか

では、なぜそこまで厄介者な扱いをされるでしょう。それは、皮下脂肪や内臓脂肪に比べて圧倒的に消費されにくいところにあります。分かりやすく言うと、セルライトは脂肪であっても燃えにくいのです。
例えば、ろうそくが脂肪細胞だとします。そして、水が老廃物だとします。セルライト化していない脂肪細胞(ろうそく)は水(老廃物)の上に半分浮いている状態だとすると、セルライトは水にどっぷりと浸かってしまった状態だといえます。脂肪(ろうそく)を燃焼させるためにマッチの火を近づけたとします。どちらが燃えますか?簡単なことですね。

wpid-20151117021707.jpg(上)水に浮かんだ状態のろうそく(下)水に沈んだ状態のろうそく。火を近づけたら燃えるのは?

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ですが、セルライトが厄介な点はこれだけではありません!セルライトを取り巻いている老廃物は実はドロドロです。血液にもドロドロ血などという言い方があるように、老廃物にもドロドロがあります。では、ドロドロ老廃物を水あめに仮定してみましょう。水あめに沈んだろうそく。水あめは流そうと思っても粘りがあって、水のようになかなかキレイに流れてくれませんよね。時間もかなりかかります。そうなると、粘り気のある状態からサラサラになるようにしたいところです。サラサラにするには水あめに水を加えて薄めていくことが一番簡単です。実はこれがダイエットに水分補給が必要と言われる理由の一つです。そして、単に水を加えるだけでは効率は上がりません。早く水あめを薄めるためには、かき混ぜた方が良いでしょう。この“かき混ぜる”ことがエクササイズであったり、マッサージであったり、エステであるわけです。かき混ぜ方にも、もちろん効率というものがあります。表面だけちょっと混ぜるのと、全体をくまなくかき混ぜるのとでは全く違ってきますよね。因みにドロドロの水あめが付いたままのろうそくは上手く燃えてくれません。ですが、薄めてサラサラにした水に近い状態であれば、その水分がろうそくにベッタリ張り付くこともなく、マッチを近づけても燃えやすくなってくれます。
このようにセルライトが厄介者な理由は、脂肪を燃やす前に老廃物が流れやすい状態にしなければならないところにあるのです。セルライトを減らすためには、脂肪を燃やす前にやることが1つ余分にあるということ。ですので、セルライトが多い人は運動だけをどんなに頑張っても、どうしても痩せにくいということになるのです。逆を返せば、しっかりとセルライト対策をしながらダイエットを行えば、ちゃんと結果は出るということです。厄介者のセルライト、どうして出来るのかが分かれば対策も立てられるものなのです。

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