水分補給1つとっても情報に振り回されては疲れるだけです〜摂取に”適度”というアバウトさが必要なワケとは
暑い日が続きますね。水分・ミネラル補給、また適度にクーラーを活用することなど、身体を、命を守るためには上手く使うことが必要不可欠です。
一昔前とは違うのだから…
私が子供だった1980年代は、今の最低気温が当時の最高気温くらい。30度なんて滅多に超えないような気候でした。なので、外で活動することも出来ていたのですよね。ただ今は違います。最高気温が35度を超え、人間の体温と同等、それ以上の気温になります。もう、身を守るこを優先した方がハッキリ言って良いと考えるわけです。
気温もそうですが、ダイエット(減量)や、医学の常識も変わってきています。当然ですよね、環境が変わっていますし研究もたくさんされているのです。また、情報も溢れています。TVで聞いた、見ただけ、という側面の情報に踊らされすぎないことも大切です。
水分補給はゆっくりと、甘さ控えめに
熱中症や脱水症予防のために水分の補給が重要なのは、もう皆さんご承知のとおりです。
その水分補給の仕方には様々な情報があります。皆さんに気をつけて頂きたいことは、極端なのはダメ!そして、食のスタイルによって微妙に変わる!ということです。
どういうことか?というと、「極端はダメ」に関しては、一気に大量に飲む・水しか飲まない・大量(2.5L〜3Lか、それ以上)に飲む・清涼飲料水やアフェインを含むものしか飲まない等です。
・一気に大量に飲む…何であっても一気に飲食することで良いイメージってありますか?まぁそんな事はさておき、一気に大量に飲むと、まず水に対する腎臓など内臓の処理能力が追いつかないコトで負担が短時間に一気にかかることと、身体の中で保たれるべき浸透率のバランスが崩れる恐れがあること。いわゆる”水毒”と言われる症状が起こりやすくなります。慢性的に飲み過ぎでも起こりますが、一気に飲まないのであれば普通体型の人で1日に5L以上の水を飲むと水毒の症状が起こる言われています。そんなに飲む人はおそらく稀ですよね。。。水毒って言葉が結構強いので「多めの水分補給はダメって聞いた!」なんていう人もいますが、1日に体重(kg)×30ml程度の水分であれば問題ないとされています。大体1.5L前後〜2Lくらいです。もちろん、体型にもよりますので目安の数値を計算してみて下さいね。
極端に短時間に一気に飲むのではなく、2〜3口ずつを飲んでいくことをお勧めします。寝溜め、飲み溜めは実際には上手く出来ません(笑)
・水しか飲まない…ミネラル不足に陥りやすい食事や環境の人は、スポーツドリンクや塩飴、タブレットなども上手に取り入れつつ、メインは水!くらいのアバウトさが必要です。汗を大量にかいて、ミネラル分が体外に沢山出た後、健康な身体の人で塩分が少なめの食事の人は排出されたミネラルを何かで補う必要があります。実は私も経験があるのですが、塩分不足によって目眩や頭痛に襲われることがあります。今は適度に身体の状態や前日や今日の食事のメニューを見ながらコントロールしています。
・大量に飲む…もう、先述したとおりです。1日3L飲むとか個人の自由ですが、私個人的にはおススメしません。それに見合った運動やエクササイズをしているのであれば別ですが、身体に関する知識のあまりない人はやめた方がいいと個人的に思っています。腎臓が疲れるとムクミが来ますので!!見た目も痩せたい人は適量でどうぞ。
・清涼飲料水、カフェイン…清涼飲料水は糖分取りすぎの危険性が!ノンシュガーであっても、甘い味覚は記憶されます。甘いものを求める「甘い飲み物の口」になるとちょっと厄介。そうならない程度に飲むのがオススメです。そしてカフェインは利尿作用があるので、紅茶やコーヒーばかり飲んでいては水分補給とは言いにくいのです。飲んでも出て行く量が多いと補給とは言えないですよね。これはお酒でも同じことになります。カフェインとアルコールを飲む場合は水で水分を取らないと身体に水が足りなくなるので、気をつけたいところです。
さて、スポーツドリンクは熱中症予防に有効です。ただ、体型にも健康にも糖分が気になるところ。薄めて飲む派、薄めずに飲む派、私からしたら飲みすぎなければどちらでもいいと思います(笑)の無料としての適量はありますから、それを超えなければ個人の自由です。糖分はペットボトルの側面などに記載されていますので確認を。
一番大事なのは押さえるポイントはしっかり押さえる。それを元に、どちらでもいいものは気にしない。ちょっと適当。それくらいストレスフリーな感じの方がダイエットにも必要だと考えます。ガチガチにルールばかりに縛られるとストレスの反動が来ちゃう可能性もありますものね。