身体の声に耳を傾けることが出来たら、もう大丈夫〜少しの変化も経験から。想像してみることからやってみる
これは、私が過去に身体を悪くしたからこそ、手に入れた感覚でもあるということかもしれません。身体の声とは、不調の原因を経験から予想することとも言えますね。また、エステサロンをするに当たって身体の仕組みの基本を学んだからこそ、でもあるかもしれません。
私の基本的な考え方は「健康なくして、キレイもなし!」なので、自分の身体のことを感覚的にザックリと感じ取れるようにしたいと考えて、意識をする生活をするように心掛けてきました。そうすると、感覚って何となくついてくるものなんですね。体重計に乗らなくても大体今自分の体重がどれくらいかも、実はおおよそなら分かります。また、定期的に通っている接骨院の先生が「身体の歪みを捉える感覚はアスリート並み」と言って下さるくらいの感覚にまでなりました。そこまでなるにはかなりの意識が必要です。ただ、ぶっちゃけ特にここまでは普通は必要ではないとも思ったりします。
しかし「身体の調子が悪いな…」なのに無理をするのはあまりオススメできません。無理はしないけど、サボってるわけでもない、くらいにした方が結果的には早く治るでしょう。弱った身体に無理をして、ムチを打ってばかりではさらに弱るばかり。それよりは、どこが不調なのかを感じ取って快方に向かう対策をした方が良いでしょう。例えば、最近になって腰が痛くなったなら、なぜ痛くなったのか、また原因を解決できるのか。ここ数日むくみがひどいのは何故かしら、何かあったかな。考えてみること、解決に向けて自分の身体のために自分がちゃんと動いてあげること。放っておかないこと。それが大事だということです。
サロンにも、ずっと悩んでいた肩コリや腰痛、脚のムクミをなんとか和らげたいと来てくださいます。ただ、不調が慢性化してしまうと、その部分だけの問題ではなくなってくるのです。身体は全て繋がっていますから、多かれ少なかれ他の部分にも影響が出てきます。楽になると、辛かった時のことは忘れてしまいがちですが、二度とそうならない為に、身体の「これ以上痛くなったら、また辛い時に戻っちゃうかも!何とかくい止めなきゃ!」という感覚を持つことが大切です。実はコレ「これ以上食べたらまた元の体重に戻っちゃうなぁ。ダイエット辛かったしなー、もう食べるのやめとこ!!」と同じような感覚です。
体調は日々変化して当然です。ですが、「辛かった過去」に戻らないために、気を付けてあげられるのは自分しかいません。体調がすぐれない時は「無理はしても、しすぎない」を心掛けて生活できるといいですよね。それが結果的に「元気にキレイに!」に繋がっていきますから。