秋冬こそ水分補給を!〜水分=潤いと考えるためのメカニズムとは
涼しくなってくると、暑い日のように水分補給をしにくくなってきますね。ただ、日本の涼しい〜寒い季節は空気が乾燥します。空気の乾燥とお肌の乾燥、そして水分。この繋がりについて簡単にお話しします。
水分補給=身体の巡りを促進すると考えて
暑い夏の日は水分補給は熱中症予防、脱水予防として積極的に行うものでした。では暑くなくなったから、もうしなくても良いというコトでしょうか。いいえ、それは違います。身体の中は常に一定量の水分を必要とします。水分の供給が減ると身体には様々な変化が起こってきます。実は、水分が足りていないサインは喉の渇きだけではありません。私たちの身体は、常に新陳代謝が行われていて、必要な栄養分や老廃物を運ぶのも全て血液やリンパ液などの”液体”に乗って行われます。ピンときましたか?そう”液体”なのです。液体は水分。十分に水分が無いと機能しませんしサラサラと流れていきません。老廃物が流れにくくなって溜まったものがムクミとなり、定着して脂肪とくっ付いて頑固なセルライトとなるのです。水分が十分に足りている状態であれば、睡眠中に身体はきちんと老廃物を処理してくれますし、軽くケアをすればスッキリするレベルです。水分補給は体重(kg)×30ml程度が必要と言われています。50kgの人で1500ml=1.5Lということになります。出来れば水が1番良いのですが、難しければ利尿作用の少ないノンカフェインのお茶で摂りたいところです。
水分補給=潤い補給とも考えて
お肌のお話。空気が乾燥すると肌がカサカサしてきますよね。秋冬はスキンケアを念入りにする人も多いのではないでしょうか。因みにスキンケアは化粧水やクリーム、乳液、オイル、美容液と、色々ありますがコレらは全て外からお肌の水分を蒸発させないために蓋をする為のもの。そう、蓋をするのです。化粧水等でお肌に水分を補給はある程度出来ますが本当にお肌を潤わすなら内側からも行う必要がありますお肌のコラーゲンを何とかしないと!と、コラーゲンドリンク等をせっせと飲んでも、体に十分な水分がなければまずスムーズにお肌まで運ばれません。そしてお肌のハリは、お肌のコラーゲンが水分を十分に含んでやっと目に見えるカタチで現れてきます。その水分はどこから補給するのでしょう?細胞レベルのものは内側から行う必要があります。そう!飲むことによる水分補給です。色々やっても効果が出ない!という人は水を飲むコトがきちんと出来ているか、足りているのかを一度見返してみましょう。
これから乾燥する季節。身体から水分がどんどん失われていきますくなります。身体を冷やさないよう温かいものでなるべく積極的に飲むように心がけてはいかがでしょうか。私はタンブラーに入れたお湯を飲むようにしています。